●研究活動
支部活動東葛飾北部支部
流山中央学校 矢 作 裕 子
現在、我支部は、会員数44名、平均年齢38歳という構成です。会員一人々の自覚と研修意欲は
高く、活動は非常にスムーズに行われています。今回も、不安げな新米支部長の原稿依頼に、快く寄
稿くださった本支部の重鎮(失礼!)、お二人に感謝します。
振り返ってみれば...
流山高等学園 吉 田 真喜子
千葉県公立高等学校事務職員会創立50周年、おめでとうございます。
今でこそ学校の事務室でもパソコンで事務処理をするようになりましたが、採用された当時(昭和
52年でした)私に用意されたものは、そろばんと電動和文タイプでした。字の下手な私にとっては
救いの神となるはずの和文タイプだったのですが、見たこともさわったこともない代物に悪戦苦闘。
正直に言うと結局使いこなすことは出来ず、そのうちにワープロが出始め(しかもデスクトップ型で
した)、そこからパソコンヘと変わっていったのは、ほんのわずかの問のことだったと思います。
キーボードの配列を眺め途方に暮れていた私を救ってくれたのは、数々の研修会でした。研修会に
参加させていただくことで、実務研修はもちろんのことですが、いろんな形でたくさんの方々と知り
合うことができ親睦を深めることができたことは私の心の支えとなっております。
今、私がここで振り返ってみても、諸先輩方の歴史に及ぶものではありません。これからも今まで
以上に学校事務は変わっていくことと思います。
「親睦と研修」を支えに社会の変化に対応できるようにならなければと思っています。
最後に、私をここまで見守って下さった先輩方、またこのような機会を与えて下さった支部の皆様
に深く謝しております。
活 動 の 報 告
関宿高校 田 中 祥 子
昭和57年4月に県立学校事務職員として採用され、18年が過ぎました。その頃はまだ、東葛飾
支部が南北に別れていなかったため18校程度で成立していたと思います。毎年のように新設校が開
設されたために千葉県全体で50人弱の新採用者がありました。なかでも東葛飾支部の新採用者は1
6名にのぼり、約3分の1を占めていたことになりす。
とりわけ私の赴任した野田北高校は新採用が3人というおそらく今までにない事務室であったと思
います。当の本人達はそれがどんなに大変な事かわからず、毎日慣れない仕事を自分達なりにこなし
ていました。今思えば、事務長さんと先輩職員は本当に苦労したことと思います。私達も何をしてよ
いかわからず、前年度の書類を参考に見よう見まわで仕事をしていましたので必携を見たり事務提要
で調べたりなどという余裕は、全くありませんでした。無我夢中という言葉通りの1年でした。
同期の仲間が多かったために良い点もありました。他校との交流も深く、若いながらも楽しく、の
びのびと仕事ができたように思います。また、若いパワーが最も爆発したのは事務職員のバレーボー
ル大会であり、かなりの間、優秀な成績をおさめました。
また、地区委員会も盛んで年間2・3回の研修会に加え、年末には旅行も実施されていました。
その後、25校に膨れあがった東葛飾支部は、平成7年4月より、南北に分かれることになりまし
た。東葛飾北部支部の誕生です。10校でスタートした北部支部ですが、平成9年度には新しく流山
高等学園を加え、現在は11校で活動しています。少人数となり、以前より活動しやすくなった面も
ありますが、研究発表等の地区委員の仕事は大変です。年1回の交流会等で親交を深め、お互い和気
あいあいと過ごしています。