●研究活動
支部活動夷隅支部だより
夷隅支部
大多喜高等学校 酒 井 のり子
千葉県立公立高等学校事務職員会創立50周年おめでとうございます。
会員相互をとりまとめ、会の発展に寄与され今日の事務職員会をあるものになさってくださった先
生方に感謝いたします。
当夷隅支部は、千葉県の南東部勝浦市、御宿町、大原町、岬町、夷隅町、大多喜町の海から山の1
市5町で、各市町にそれぞれ配置されています。地域的に過疎地ということもあって小規模な学校が
多い中に昨今の二一ズの多様化に伴って学科改編が進み、普通、農業、漁業、商業、体育、英語等多
様な学科が展開されてます。それに養護学校があり、合わせて7校で構成されています。
事務職員は男性8人、女18人、合計26人で県の中では1番少人数でしょう。
人員削減もあったりして大変なところもありますが、皆それぞれの学校で意欲的に仕事に励んでいま
す。
そんな中でも研究発表では各学校から1人ずつ研究委員を選出して研究テーマにむかって熱心に取り
組みすばらしい成果をあげています。今年度も全国大会発表となりました。また次に向けて新たに取
り組むことになりますが良い研究発表ができるよう皆で力を合わせて向かって行きます。
さて、事務職員相互の親睦については、年2回実施されます。1回は歓送迎会とちょっとしたスポ
ーツ大会。最近ではボーリング、パターゴルフが行われました。もう1回は忘年会又は新年会です。
お互い近くにいても電話で話はしますが日常におわれなかなか会える機会は無いものです。この機会
は絶好のコミュニケーションの場です。盛り上がり時のたつのも忘れ話の花が咲きます。皆忙しい中
でも万障差し繰って参加してくださるため参加率は毎回ほぼ100パーセントです。この協力体制は
本当に貴重なことだと思います。監事は学校順に実施しています。
仕事はデスクワークだけではなく、コミュニケーション、情報収集も大切な仕事の一部分です。他
校の人達との交流は欠かせないと思っています。
学校事務を取り巻く最近の状況をみますと、教育の変化は昨今眼を見張るものがあります。一端を
担う私たち事務の仕事は根本的には変化はないとしてもやり方がいろいろと変わってきています。そ
の最たるものがコンピュータの導入です。財務会計、旅費、給料においてはコンピュータ無くしては
仕事にはなりません。コンピュータに対して消極的、臆病になっている私たち年代も、もう私できま
せんと言っている時ではありません。人の足手まといにならないように努力しなくてはと肝に銘じて
います。今回の給料のコンピュータ化も結構皆苦労をしましたが、そこは普段の円滑なコミュニケー
ションの成果、電話で教え合って乗りきり無事給料の支払いができました。
今までは地区内での研修は毎年実施できたわけではありませんでした。今後の課題として仕事への
共通理解の為の研修の機会を増やし、1番小さな事務職員団体でありますが、21世紀に向けて、力
を合わせ、日々の研修を積み、新しい幕開けにふさわしい信頼を受けられる事務職員になれるように
努力していきたいと思います。