●研究活動
委員会活動
CMI委員会活動状況
CMI委員会
大多喜高校 大 又 一 雄
CMI委員会は、(1)コンピユータの研修及び普及に関すること(2)学校事務に必要なソフト
の開発に関すること(3)県教育委員会等主催の研修会への参加・協力に関することを目的に活動を
してきております。
最近の電算化・情報化に学校事務も対応をしなければ学校管理運営事務が円滑に遂行できない状況
になってきております。
CMI委員会は、事務職員会の特別委員会として発足しましたが、時代の要望と必要性から独立し
た委員会になりました。
当初には、事務室にはコンピュータを設置している学校は少なく有志が「べ一シック」のソフトを
開発し、事務処理に活用していました。その後、「MS-DOS」の市販のソフトが活用され学校事
務に利用されるようになりました。
千葉県情報教育センターの教育情報ネットワーク(ICE-Net)の整備により県立高等学校全
校にコンピュータが設置されました。それに伴いCMI委員会として教育庁財務課主催の研修会に各
支部委員が補助職員として参加してきました。
研修内容は、初級・中級にわかれワープロの入力練習から簡単な表計算の作成でした。コンピュー
タを操作することになれる時期でした。
CMI委員会は、「団体費会計処理システム」を事務職員のために開発し、講習会を開催して事務
能力の向上を目指しました。しかし、学校にある市販ソフトに統一性がなく、バージョンの違い等か
らいろいろな問題点が出てきました。
最近では、「windows」ソフトの利用が多くなってきました。教育庁財務課主催の研修会で
も「ICE-Net」・「エクセル」のソフトを利用しました。CMI委員も補助員として参加させ
ていただきました。コンピュータ利用に関して千葉県でも、財務会計は情報管理課の「財務情報シス
テム」を拠点に端末機を設置し、各かいの財務会計事務をコンピュータ処理するようになり、「旅費
計算システム」等出納事務処理のソフトも利用されています。給与事務も、情報システム課が平成1
2年度から「人事給与システム」を本格稼働させます。給与もコンピュータで処理されるようになり
ました。
情報化が進み、事務処理も紙からネット利用のコンピュータ処理が急速な勢いで進行しており、C
MI委員会でも円滑な事務処理の遂行のためにネット接続の講習会やシステム説明会など開催してき
ました。
各校には、アンケート等でコンピュータの機種やソフトの所有調査等もお願いして研修会や講習会
の参加資料とさせていただきました。人事給与システム制度によりコンピュータ・プリンター・ソフ
トの規格が統一化された様子がみえますので、今後のCMI委員会活動のうえで参考にしたいと思い
ます。
全校のネット化が進み、各種情報がコンピュータネットのメール等で送・受信され始めました。情
報システム・ソフトも進化しています。その進化を事務職員として事務処理に活用しなければなりま
せん。
コンピュータも事務室に1台という時代は過去のものとなりつつあります。もう間もなく一人1台
の時代になりつつあります。事務職員の一人ひとりがパスワードを持つようになりますますコンピュ
ータ利用の事務処理が多くなってきます。
CMI委員会は、事務処理の迅速化・正確化を目指し、県教育委員会等主催の各種研修会・講習会
に積極的に参加し、資質の向上を図り、電算化・情報化に対応する努力をし、コンピュータ利用の普
及に活動します。