●研究活動

委員会活動

創立50周年に寄せて



                            総務委員会
                              松戸高校  
宮 内 健 治


 千葉県公立高等学校事務職員会創立50周年を迎え心からお祝い申し上げます。
 50年の歴史を刻むこの会が、これからの時代に向けて、どのように発展していくのか考えること
は、とても意義深いものです。「研修を積み、親睦を深める」という目的が明確な本会は、諸先輩方
のご努力と関係の方々のご理解とご協力で培われた歴史ですが、この機会にもう一度振り返り、更に
内容を充実させて、より良い方向に進められたと考えています。
 たまたま、平成12年 3月29日読売新聞に巨人軍の上原恒治投手のインタビューが載っていて、仕事
のうえでもとても興味深く読みましたので、長くなりますが引用します。
 投手にとって、一番大切なことは何か。
「気持ちです」
 打者に対するときは「打たれそうだなと思ったら、絶対その通になる。打たせないと思って投げた
球は全然違う」と言う。「負けたら気持ちを切り替える。勝てば味方に感謝する。それが味方の信頼
になっていく。全部ひっくるめて気持ちが大事だと思います」
 先発のマウンドに立つと、まずプレートに右手で触れる。「今日もよろしく」と心に念じて。「マ
ウンドと仲良くしたい。何もしゃべらずに行くと嫌われそうで。自分の場所に嫌われたら負けですか
ら」
 ひたむきに。真っすぐに。「雑草」は、まだまだ伸びる。
 以上ですが、昨年デビュー1年目で華々しい活躍をして、注目された上原です。今後がとても楽し
みな若い力です。
 もう一度話題を本会に戻しますが、採用されてから24年になります。印旛高校に在職中に、役員の
話をいただき、当時の古川和雄校長先生にご相談したところ、「これまでお世話になったのだから、
お手伝いをして少しでも恩返しをしなさい」と言ってくださいました。この言葉を支えに、今日まで
来ましたが、これからも努力していきたいと思います。