●研究活動
委員会活動
研修委員会活動状況
研修委員会
多古高校 志 賀 正 義
千葉県公立高等学校事務職員会は創立50年を迎え、半世紀にも及ぶ長き時間を重ね、本会の目的
である会員相互の親睦と研修を充実させてきた。
激しく変化する今日の社会情勢は、教育環境への影響も多大なものがあり、その中で、私たち学校
事務の置かれる状況も様々な課題を抱え、執務処理にはより一層の技能・知識の向上が必要とされ、
効率的且つ正確性が求められる。更なる研鐙創意工夫による資質の向上を図り、万全な職務の遂行で
教育環境の充実を作り上げることが、私たち学校事務職員の責務と考える。
ここで、最近における研修委員会の活動状況を整理してみた。〔(P.55~P.66研究活動)参照〕
県内の研究大会は、毎年秋11月に8支部による発表が行われる。それぞれの支部が2カ年を掛け
て研究・収集した記録・資料をまとめ、貴重な時間の中で作り上げている。その内容は、各支部共、
今日的課題や即実践的内容にそれぞれの視点で取り組んだ充実したものである。この価値ある内容・
資料を大会だけのものにしないで、日々の事務に充分活用されることを期待するものである。
11年度からは新しい試みとして、更なる内容の充実と参加意識の高揚を図るために、従来は大会
当日配布していた、大会要項を事前に配布し、発表内容を充分把握をしながらの参加をお願いした。
また、助言者として、県教育委員会主務課の方々に加え、直接執務を同じくする事務長の立場から
の視点として事務長会からの協力を得た。
年々充実する研究内容は、関東・全国研究大会でも発表され、その内容は優秀発表作品として、高
い評価を受け、本県の研究内容の充実を物語っているところである。
極めて厳しい財政状況や膨大な事務量をさばく多忙な日々の中で、一人でも多くの会員が大会に参
加できる環境を整え、当初の目的を果たすかが今後の課題と考える。
脈々と受け継がれてきた研修事業は、追り来る新しい時代に向けて、本会の発展を図るために、そ
の充実は必須なのである。本会の設立趣旨に会員の御理解と御協力で、更なる発展充実を願うもので
ある。
最近におげる、本県を会場にした関東・全国研究大会は次のとおりです。
関東研究大会
第42回(平成 2年度)鴨川市
第50回(平成10年度)銚子市
全国研究大会
第47回(平成 6年度)千葉市